21/1/1 株式相場の最大の逆風はコロナ収束
私と同じ意見の記事を見かけたので引用
現在の株価上昇を支える過剰流動性相場は、構図的には21年中も変わらない。
そのため、株価上昇が予想されるが、原因となっているコロナの状況が劇的に変わる可能性を秘めている。
それを市場が感じる時が相場転換点であり、21年中のどこかで訪れる可能性がある。
21年後半から徐々にいわゆるコロナ前の生活に戻る可能性が高い。それを見通し始めるのが、21年1〜3月期のワクチン接種後の新規感染者数が明らかに減少に転じた時点。
コロナの収束により、前例のない思い切った金融政策&財政政策の停止。その後、巻き戻しが容易に想像できる。市場参加者がそれを感じた時が現在の熱狂から冷める時。
コロナの影響を受けて日常生活に密接な部分、例えば飲食や物販、また雇用や投資を行わない所得水準の庶民及び貧困層と株式市場は切り離して考える必要がある。
FRBのフォワードガイダンスにもあるように雇用が改善するまでは金利を上げないために、日本のバブル崩壊やバーナンキショックの様な金融政策による急落はないと考えるが、市場が何らかのきっかけで21年中に突如下落する可能性はあると考える。