22/12/3週レポ+6.02%
■資産状況 +6.02%
◇パウエル議長講演により12月FOMCより米利上げペース減速0.50利上げほぼ確実。来週はFOMCを予定通り通過して12/13の11月CPI数値に注目。
28(月)中国の主要都市で「ゼロコロナ政策」に対する抗議活動が行われ、景気を巡る警戒感が高まる。iphone生産への影響を巡る懸念からアップルが売られた。
30(水)FRBパウエル議長は、早ければ12月にも利上げペースを縮小する可能性があると述べた。
ターミナルレートの推測は示さなかったが、9月のドットチャートで示した4.6%より「やや高く」なる可能性が高いと述べた。
インフレ抑制のため「しばらくの間、制限的な水準で政策を維持する必要がある」とも述べ、景気減速に伴いFRBが来年から利下げに踏み切るとの市場の見方をけん制。VOO+11.18(+3.08%)、QQQ+12.79(+4.56%)
2(金)11月雇用統計。
非農業部門雇用者数26.3万人(予想20万人)前月28.4万人
失業率3.7%(予想3.7%)、前月3.7%
雇用者数は予想を上回り賃金も8月から上昇を続けるがFRBが今月から利上げペースを減速する軌道に変化はないとみられる。市場小幅安で終える
□VIX 19.06
市場の落ち着きを示す20を下回ってきた。パウエル議長講演から12月からの利上げペース減速を明言。雇用統計での予想以上の結果にも市場は動揺しなくなった。
□VOO 374
上昇続く。パウエル議長講演を受けて11月のCPI発表に次ぐ今年2番目の上昇。高値441と直近高値396を結ぶ上値抵抗線381あたりを越えれば明確なトレンド転換。
QQQ 292
VOO同様に上昇。金利の影響が強い分、上昇も大きい。トレンド転換が確認できるかがポイント。
□10年債 3.478
明確に下落。3.5も割り込む水準。
□ドル円 134.30
パウエル議長講演より金利上昇ペース減速を受けドル円下落。ターミナルレートは不明だが5%あたりと考えると135〜140のレンジで推移し過度な下落と考えるが、やはり為替は予想がつかない。