20(水)バイデン大統領就任。WHO脱退の撤回やパリ協定の復帰等10の大統領令に署名。
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20〜22で安定。
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バイデン大統領の追加経済対策への期待等から再上昇。NASDAQもS&P500も最高値更新。



2021年に入って102円台後半から103円台後半に少し円安に動いているが、1年チャートから見て取れるように円高傾向が持続中。今回の上昇がブレイクのきっかけになるか。
米10年債



1%台で定着してきた。急上昇に注意。
ここ数年、特に米国においてよく使われる言葉「F.I.R.E」…「Financial Independence / Retire Early (経済的に自立した早期退職) 」
日本においてもYouTubeなどで取り上げられ、資産運用によるマネーマシーンを作ってこれを実現しようという動画を見かけるようになった。
これを実現する目安となる「4%ルール」とは何の運用益なのか気になって調べてみた。
結果はs&p500の1973年から2018年までの平均利回り7.1%から米国の平均インフレ率3%を引いたものであった。
数字からもチャートからも改めてS&P500の長期運用の利回りの良さに驚かされた。
私はハイテク企業の将来性を信じて疑わないためNASDAQ100に投資対象を定めているが、いずれにしても米国市場は強い。
長期成長し続ける所以は、米国企業の持つ独特の強み、つまり、優秀な頭脳を受け入れる土壌、高い労働生産性、ベンチャー精神、景気に応じた柔軟な雇用形態。また、米国における将来の人口動向、つまり、人口増加特に生産者人口の増加による生産及び消費大国であり続ける点が米国に投資を継続する理由である。
私は仕事が厳しくなくワークライフバランス重視でやっているので、「社会とのつながり」や「健康維持」の観点から少なくとも定年である65歳までは勤め続ける人生計画であるが、①無駄遣いをしない生活、ランニングコストを意識する②投資による所得を継続的に得る。という、FIREの基本理念はとても納得できる。また、人生100年時代に生まれてきたことに感謝して定年後も投資収入で暮らす計画であるため学ぶべき考え方である。
ちなみに参考までに以下に年間4%運用の必要資金を示しておく。
年間生活費 金融資産
160万円(月13万円)…4,000万円
240万円(月20万円)…5,000万円
300万円(月25万円)…7,500万円
360万円(月30万円)…9,000万円
400万円(月33万円)…1億円
14(木) 新規失業保険申請件数96万5千件(予想79万5千件)
パウエル大統領、現金1400ドル追加支給を発表。
15(金) 小売売上高対前月-0.7%(予想-0.2%)
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10年債
20日バイデン大統領就任後、相場がどう変化するか注目。
日経平均チャート
過去5年チャートからも見えるように日経平均は19,000〜23,000をBOXで上下してきた。
それは日本の労働生産性が一向に上がらないため横ばいに推移することは納得。
今回コロナバブルで水準をアウトパフォームしたが日本企業の収益率が今後欧米並みに上がることは予想し難い。
以上の理由から現在の株価は割高と判断、天井圏ではインバース(売り)で入る手法は有効と考える。ただ、現在の市場を取り巻く環境はこの上なくゴルデイロックス(適温相場)である。
そのため、天井にぶつかるコツンが鳴るまでは待って待って待ち続けるしかない。
ここで早撃ちするのは愚の骨頂。それこそ踏み台にされる。
ここは「待つ」。しかしながら、先行きの実体経済が苦しむ展開の中、相場が次に下落するときはこれまでになく深いのではないかと予想する。
Bitcoin始めとして仮想通貨が総じて下落
仮想通貨は買ったことがないから詳しくないけど、ここ最近の急上昇は知っていた。しかしながら、こんなにボラティリティが高い投資先なのかと改めて驚いた。これは触るな危険です。
これが一時的な調整なのか終わりの始まりなのかは明日以降の相場が教えてくれる。
ちなみに、なぜ仮想通貨をチェックしているかというと、投資対象としてではなく、株価急落が起きる前兆として仮想通貨や商品価格、不動産価格はきっかけとなる可能性があるため。
どこかの投資対象が大きくリスクオフになると他の投資対象にも影響があり、そこから大幅下落になるケース。
今回はどんな展開になるのか注意深く相場を見てみる。