21/1/15 日経平均を売りで待つ
日経平均チャート
過去5年チャートからも見えるように日経平均は19,000〜23,000をBOXで上下してきた。
それは日本の労働生産性が一向に上がらないため横ばいに推移することは納得。
今回コロナバブルで水準をアウトパフォームしたが日本企業の収益率が今後欧米並みに上がることは予想し難い。
以上の理由から現在の株価は割高と判断、天井圏ではインバース(売り)で入る手法は有効と考える。ただ、現在の市場を取り巻く環境はこの上なくゴルデイロックス(適温相場)である。
そのため、天井にぶつかるコツンが鳴るまでは待って待って待ち続けるしかない。
ここで早撃ちするのは愚の骨頂。それこそ踏み台にされる。
ここは「待つ」。しかしながら、先行きの実体経済が苦しむ展開の中、相場が次に下落するときはこれまでになく深いのではないかと予想する。