米国株(QQQ、VOO)ETFでほったらかし投資

海外ETF投資。VIX25以上買い、21越えで売りのロボットのように条件どおりに取引します。

私の目指す投資手法

11/16 投資家ジム・ロジャースさんのお話。

「ほとんどの投資家は、強気(ブル)相場ばかりに目を向け、弱気(ベア)相場は気にもかけない。私は逆だ。『どこがベアか』という目でつねに投資対象を探っている。人々が過熱するブルマーケットに夢中なときに、そうした人々が目を向けない割安なものを探すのだ」

 リーマンショック東日本大震災が起きたときの相場を思い出してください。

 私は、リーマンショックのときにETFを買いましたが、私のほかに株を買う人などほとんどおらず、本当に恐ろしかったです。昨年末に株や仮想通貨が暴落した際にも買い増しをしましたが、メディアでも悲観論が流れる中で投資するのは勇気がいるものです。

 「株を買うときは、誰もが絶望に打ちのめされ、『株の話などもうごめんだ。聞きたくもない』などと口にしているときがいい。そうしたときの株式市場は底であり、上がるのを待つだけだ」

 「上がるのを待つ」というのも、なかなか難しいかもしれません。日本株の場合、リーマンショックのときに安く買えましたが、上がるまでにかなり時間がかかりました。その間に、震災もありました。上がるまで持ちこたえた人は多くないでしょう。実際、日本株を持っていた多くの投資家はパニックになりました。しかし、そうした絶望にさいなまれたときにこそ、株を買わなければならないのです。

 リーマンショックのような危機が再び起こったとき、投資で大儲けをして、一生涯の資産を築くような投資家も出てくるかもしれません。しかし、実際に機を捉えるには地道な準備をしておかなければなりません。例えば、投資に回せる余裕資金をつくっておく、前回の危機でどの金融商品がどういった動きをしたのか調べておく、空売りなどの練習をしておくなどです。

 「投資の神様」と呼ばれる富裕層でも、何度も失敗を経験しています。失敗も含め日頃から経験値を上げておくことも大事です。そうすれば「大暴落時」という千載一遇のチャンスが来たとき、確実に「勝つ」機会を捉えることができると思います。