コロナウイルスによる経済への影響は、リーマンショックをはるかに上回り世界恐慌以来の悲惨な数値となっている。
だが、株価はダウ、日経平均ともにおよそ半値戻しまで回復している。
このギャップは何か?市場が楽観的すぎるという見方もあるが、メインシナリオは経済封鎖を緩和していき、ワクチン開発等で徐々に平時に戻る。
また、各国中央銀行による金融政策から資金が市場に大量に供給されている。リーマンショックの教訓から金融システム破綻へのケアは十分になされている。
このような、適温相場(ゴルディロックス)状況がしばらく継続するため株価はさらなる上昇、ひいてはインフレ状態にまで突入する可能性がある。