22/10/20 VIX30台「買い」タイミングは?
今月もCPI数値は予想を上回りVIX30台に上昇して企業決算シーズンに。ここまでのところ波乱はなし。来週GAFAM決算に注目。
市場参加者「総悲観」になるにはまだまだ時期尚早。その時にはきっと株価と資産推移を見たくなくなるから。
VIX 30.76
22/10/15週レポ+3.52%
→CPI通過し12月利上げ0.75可能性高まる。10月24日週から始まるGAFAM米決算発表の先行きのガイダンスに注目、これ受けて市場参加者の総悲観タイミングで「買い」。
今週のできごと
13(木)CPI数値予想を上回る。インフレピークは確認できず。空売りの買い戻しなのか理由不透明だが株価は上昇。
14(金)前日の上げをすべて帳消しにする下げ。消費者信頼感59.8(前月58.6)4月以来最高。
VIX 31.36
30台の数値で推移。参考までにリーマンショック、コロナショックが過去のVIX指数最高だがともに終値ベースで60あたり瞬間80くらいまで上昇。これが総悲観。
■VOO 328
CPI数値を受けて暴落するかと思いきや上昇、翌日下落。決算発表でさらに下落か。市場参加者の悲観が徐々に溜まってきている感はある。
■QQQ 260
VOO同様に下げ。リーマンショックと比較するなどさらなる下げを予想する市場関係者が増えてきた。またレバナス信者が日に日に少なくなっている様子。VIXにらみながら「買い」にて待つ。
10年債 4.0225
週足チャートから分かるように急速な右肩上がり。年内に雇用関係の数値が悪化して景気後退することでFRBが利上げペースを緩める兆しが見えるまで上がり続ける。
22/10/13 9月CPI(消費者物価指数)予想上回る
総合8.2% (予想8.1%、前月8.3%)
コア6.6% (予想6.5%、前月6.3%)
インフレ改善の兆しは見られず。
11月FOMC0.75利上げに加えて12月FOMC0.75利上げ予想が前日までの32.5%から65.9%と織り込みが急速に進む。
しかしながら、空売り勢が思っていたほど株価下落しなかったためか買い戻しからVOO+2.62%、QQQ+2.35% VIX指数31.94と上昇して取引を終えた。
22/10/8週レポ+3.16%
※資産の増加は証券口座に200万移したため。
→来週のCPIおよび10月24日週から始まるGAFAM米決算発表の結果を受けて市場参加者の悲観がクライマックスになるだろうタイミングで「買い」。
今週のできごと
3(月)ISM製造業購買担当者景気指数50.9(予想52.2、前月52.8)パンデミック2020年5月以来最低。FRB政策転換期待により株価上昇。
4(火)オーストラリア中銀0.25利上げ、予想より低かったことを好感してFRBの利上げペース減期待から株価上昇。
7(金)雇用統計。予想より強い数字。株価下落。
VIX 31.36
雇用統計の結果を受けて再度上昇。来週にはCPIを控えており結果が出るまで不安定な推移が予想される。
VOO 333
下降トレンド継続。雇用統計前、ISM製造業景気指数やオーストラリア中銀の動きから上げる展開あったが雇用統計にて強い利上げ継続の見込みから底値へ。来週13日(木)CPIに注目が集まる。
10年債 3.88
雇用統計の強い結果からまた上昇。来週13日のCPIの結果に注目。
QQQ 269
VOO同様。月足チャート長期移動平均線250まであと10%の下げ。ただここまでは下げないかと予想するが2022年1月時点では現在の水準は想像していなかったため相場の行く末を黙って見守るのみ。「買い」を淡々と待つ。
22/10/1週レポ+1.21%
■運用状況
→2022年9月は月間ベースでコロナショックの2020年3月以来の大幅下落。四半期ベースでは3期続落と、2009年以来最長の連続安となった。
◯今週のできごと
・コアPCE(個人消費支出)4.9%(予想4.7%、前月4.6% )総合6.2%(予想6.0%、前月6.3%)予想上回る強い数字。インフレ続く。
VIX 31.62
1週間を通じてVIX指数が30を越える。
市場参加者の不安心理が現れている。しかしながら、35越えすることなく推移。
逆にここから大きく上昇するタイミングこそ「買い」と考える。
VOO 328
6月中旬安値334を下回った。
月足チャートの長期異動平行線310、この平行線を下回ったのは近年では2020年3月のコロナショックのみであり直近高値441から30%下落の水準。
10年債 3.82
今週水曜日に一時4%に乗せた。この水準を越えてくると株式は苦しい立場になる。
QQQ 267
2021年11月下旬高値408から35%下落。
コロナショックによる急落前の2020年2月株価230あたりであった。
VIX指数を睨みながら35越える指数上昇時に「買い」参加する。
22/9/24週レポ+4.98% 引き続き下落
■運用状況
→ FOMCは0.75予想どおり。だが、パウエル議長の発言内容により継続的な利上げ姿勢タカ派。株価下落。
◯今週のできごと
9/22(木)FOMC金融政策0.75利上げ。パウエル議長の声明よりインフレ抑制まで強い利上げ継続。ドットチャートから年末までにあと1.25がメインシナリオ。
VIX 29.92
VOO 339
直近高値441から23%の下落
6月安値の当面の底値ライン。ただこのラインも下回る予想。どこまで下落するのかVIXも見ながら総悲観になるのを待つ。「待つ」思える段階ではまだまだ心理的クライマックスに遠い。
10年債 3.686
QQQ 275
直近高値401から33%下落
日、週、月足チャートのどれも下落トレンド。
22/9/17週レポ+7.84%
■運用状況
→ CPIショックにより20年5月以来急落2年半ぶりの下落幅。FOMCの利上げはおそらく0.75になると予測。
◯今週のできごと
9/13(火)CPI予想外の上振れ
【VIX】26.30
CPIショックにより上昇。
【VOO】355
週足、月足チャートから下降トレンド継続が見てとれる。インフレと利上げがいつまで継続するのか市場の不安はまだ継続している。
【10年債】3.4553
直近では6月の3.49に次ぐ高い数値。
ここを抜いてくるのも時間の問題、インフレが収まる兆しがまだ見えない。